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禅修行で驚きの効果を体感してきたぞ。

雑記
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先週末、ある合宿研修に参加。

そこで3日間、禅寺修行させていただく機会がありました。

今回はその時の体験談を記事にしたいと思います。

まずは朝夕の座禅から!

早朝4時半の起床で読経を聞き、すぐに1時間半の座禅が始まります。

座禅は「調身」で姿勢、次に「調息」の呼吸、最後に「調心」の順番で整えていくと和尚から説明がありましたが、この順番がポイントなのではなく、3つが同時に自然とその状態になるのがとても大切なのだそう。

そうすると、昨今流行りの「マインドフルネス瞑想」と同じで、脳内にドーパミンセロトニンなどの神経伝達物質が放出され、ストレス低減や集中力向上、リラックス効果などが得られるようになるのです。

私も実際にやってみましたが、前後上下左右が分からなくなり、禅寺特有の静けさとあいまって、ここではないどこかの空間にひとりぽつんと浮遊しているだけのような感覚に。

終わった後は頭が軽くなってスッキリ。これを夕方と1日2回ずつ取り組みました。

毎回の食事も修業のひとつ!

お寺の食事ですから覚悟はしていましたが、ご飯に一汁一菜と想像通り質素なもの。それにたくあんが2枚。

ご飯とお味噌汁はおひつに入っていますが、米一粒、汁一滴残してはなりません。ですからご飯を盛る時に、いかに米粒を潰さないようにするか工夫が必要ですし、もし潰れて糊のようになってしまっても、お箸の先を味噌汁でちょっと濡らして、削り取るようにしてきれいにしなければならないのです。ましてや朝食なんてお粥ですから、いわゆる「おもゆ」をお玉でこそげるようにして最後まで食べます。

これがきちんとできていないと、和尚がおひつを下げてくれません。OKが出るまでやり切らないと食事が終わらないのです。

あと、当然ですが食事中は私語厳禁。お椀も必ず手で持ち上げて食べないと厳しく叱責されます。

そして食べ終わった後のお椀はお茶を注ぎ、残しておいたたくあんでさっと洗い、3日間同じ手拭いで拭き上げるのみ。よく食中毒にならないものだと感心しましたが、お茶には殺菌作用があるし、手拭いも使い続けることでカビは生えないと、食事中の説法で和尚がおっしゃっていました。

はき掃除までもが修行に!

そして最後に、境内を竹ぼうきで掃きます。実はこれも単にきれいにするのが目的ではなく、竹ぼうきの先端をうまく使ってゴミだけを集めるようにして掃くことで、集中力を鍛える練習となるのです。竹ぼうきのしなりや曲がり具合は、ひとつひとつがまったく異なり、どう扱うかで全然効果が違ってくるのでうまくやるのは想像以上に難しいです。

禅修行を通じて身に付ける力とは?

こうしたことを修行として取り組む訳ですが、これらの根底に流れている考え方とは、実は「今、目の前にあることに全力で集中する」ということなんだそうです。

座る、食べる、掃除する……つまり何も特別辛く厳しいことをするのが目的ではなく、その何気ない生活そのものが修行であり、自分にとって本当に厳しいものは心の内側なんです。修行に全力で取り組むことで余計なことを考えなくなり、ただただ目前のものをこなしていく。そうすることで自分を律して心を調えていく力を身に付ける。

まとめ

修行を通じて感じたのは、本当に大切なものは簡単に得られるものではなく、また遠くにあるものでもなく、実は自分の心の中にひっそりとたたずんでいるのではないかということ。

あとはそれに気づくだけ、なのかも。

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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