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7月豪雨によって配達に大きな影響が出ています。

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私が物流企業に勤めているので、今日は一風変わった視点からニュースをお伝えしたいと思います。

貨物列車が一部運休しています

いわゆる「平成30年7月豪雨」による影響で、一部の貨物列車が運休しているのをご存知でしょうか。

2018年8月10日現在で、広島県にある山陽線東福山駅から山口県新南陽駅までが、その区間にあたります。

そしてこの不通は長期化が見込まれていて、全部開通するのになんと10月までかかると発表されています。

https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/4b8592733184306fe60075d5ed5b7dce.pdf

【JR日本貨物鉄道株式会社ホームページより】

何が物流業界に起こっているのか?

さて、ではこの運休が物流にどんな事態を引き起こしているのでしょうか。

貨物列車で運ぶ荷物は農林水産物非鉄金属などの産業素材、化学工業品や紙・パルプなど、非常にかさが大きく重いものが多くを占めます。

そして今、ふだん貨物列車で輸送しているこれらの荷物が運べないため、代わりにトラックや船便などを使って運んでいます。

実は貨物列車の7月の輸送実績は、昨年比の7割にも達していません。

https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/679fe09df571e1230f0d02e20a310aca.pdf

JR貨物鉄道株式会社ホームページより】

つまり、これらの大きく重量のある荷物が、輸送時間の短く融通の利くトラック便に大量に流入しているのです。

特に、九州地方に向かう運送会社で荷物があふれ返り、配達が一部遅れるなどの障害が発生しています。

私たちの生活に影響はあるの?

とはいえ、これは商品の製造会社や販売店などの企業間の輸送問題。ならば「消費者である私たち個人には、それほどの影響はないんじゃ?」と思われるかもしれませんがとんでもない。

原材料が入荷出来ないので製品化が遅れたり、商品が入ってこないので適正な販売量を確保できず、品薄状態になってしまったりするのです。大きくニュースで報道されるような事態にまで陥っていませんが、九州地区の製造関連にお勤めの方などは体感されているのではないでしょうか。

まとめ

現在は山陰地区の迂回策なども検討されているようですが、うまく機能していないのが実情のようです。

運送会社も有効な対策が打てず、通常の配達状況に戻るのはやはり10月頃と見込んでいる様子。

1日でも早く復旧すると良いですね。

最後に

雑学ネタとして。

ちなみに今回のように運転見合わせが発生した場合、貨物列車はその区間の手前で開通するまで待つことになるらしいのです。しかも、お預かりしている大切な荷物を積んだままになるので、運転士は原則として列車から離れることは禁止だとのこと。

そうすると、もし運転見合わせになった場所が、運悪く何もない山中の無人駅だったりしたら……これは最悪。運転席で空腹や睡魔に耐えながらひたすら待機することになるわけで、実は非常食や携帯トイレを常備している運転士も多いのだとか。

深夜走行もあるでしょうし、貨物列車の運転士は想像以上に大変なお仕事なのかも知れません。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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