転職と副業のかけ算

最近ではこの言葉を見ない日がないくらい、ニュースなどで取り上げられる機会の多い「転職」と「副業」の2つ。

この本ではその2つをかけ合わせ、年収5000万円を成し遂げた作者:motoさんのノウハウがふんだんに披露されています。

次のような人におすすめです。

『転職と副業のかけ算』をおすすめしたい人

・将来への不安がある。
・現在の給料に不満がある。
・転職して年収を上げたい。
・本業をがんばりながら副業でも稼ぎたい。

実は私自身が退職したばかりで、しかも投資に回すための副収入を得たいと考えている身。

これからの転職活動をむかえるにあたって、たいへん参考になったことは言うまでもありません。

ただ単なるハウツー本としてではなく、転職や副業をするうえでの考え方にとても共感を覚えたので、特に心に響いた3つのポイントを紹介します。

自分という名の会社

自分という会社を経営する目線を持て。

本文72ページより

作者のmotoさんは、この考え方を「自分株式会社」と呼んでいます。

本の中でも説明されていますが、よく耳にする「経営者目線で仕事をする」というのとは少しニュアンスが異なります。

自分の勤めている会社の経営者になったつもりで、会社の業績を伸ばすためになにが必要か、取捨選択しながら結果を出していくことが「経営者目線で仕事をする」ということです。

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にくきゅう

ワシもこれまでに何度か言われたことあるわぁ。

しかし、motoさんの主張する「自分株式会社」はあくまで自分が主体。

「自分株式会社」の売上を伸ばすため、すなわち収入を上げるためにはどんな会社(=勤め先)と取引するのがよいのか、それ以外の取引先はないのか(=副業)を見極める必要も出てきます。

またそのためにどんな結果を出せば評価されるのか、業界や市場によって探っていかないといけません。

さらに言うと、支出にも目を向けて利益の確保することも大切です。

企業での経費削減にあたる部分ですね。

固定費や飲食代、ムダな出費を抑えることはどこの企業でも注力していることです。

そしてその余った利益を、将来の成果を得るために投資に回すべきでしょう。

こんなふうに考えて働けば、いつでもどこでも稼ぐ力を身につけることができます。

こういった働き方が、いまの時代には求められるようになってきていると私も思います。

安定した会社など存在しない

よく「本当にいい会社はどこですか?」と聞かれますが、僕は、「自分で働き方をコントロールできる会社」だと思っています。

本文172ページより

私はこれまで2回の転職を経験してきて、今回が3回目となるわけですが、前回までこの考え方はまったく頭にありませんでした。

「いい会社=年収の高い会社」でしたし、そのために多少の残業や休日出勤はしょうがないと考えてたんですよね。

これは私のツイートです。

前回の転職で結果的に年収は下がったんですが、年齢や転職期間などの条件が厳しく無理は言えないと思っちゃってました。

しかも幹部候補生としての中途入社など肩書きは確保されていたので、通勤時間の長さや業界の評判などはあえて無視した面もあったんです。

でも今はまったくちがいます。

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にくきゅう

この2年間でずいぶん考え方が変わったで!

自分で働き方をコントロールできるということは、ひいてはよい意味で会社を利用できるということ。

つまり自分の価値を高めて、社会で生き残れる存在になる努力のできる環境に身を置くことができるということです。

そのなかで、私がもっとも大切にしている家族のために時間を作れるのなら文句のつけようがありません。

今回の転職活動では、そんな「自分で働き方をコントロールできる会社」も視野に入れて新しい勤め先を探していきたいと考えています。

社畜という働き方

サラリーマンという形態が社畜なのではなく、働くうえでの「スタンス」が問題なのだと思っています。

本文224ページより

私は社畜という言葉が嫌いです。

23年間ずっとサラリーマンをやってきました。

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にくきゅう

ワシは社畜やあらへんでと思っとたわ。

転職も2回したとはいえ、すべて少なくとも自分が選んで入った会社です。

絶対的な自信がありました。

しかし顧客や会社のために自分のやりたいことができない会社なんて、誰のための仕事なのかと今回辞めることを決断しました。

現実を突きつけられた気がしました。

「お前もやっぱり社畜じゃなかったのか」と。

でもこの本では、この疑問にひとつの解答を投げかけてくれました。

それは私にとってすごく腹落ちするものでしたし、私の今回の決断も間違ってないよと後押ししてくれているものと勝手に思っています。

だからおそらく、フリーターになることはありません。

あくまでサラリーマンとして新たな会社を見つけ、副業をしながら大切な家族を支える道を選んでいきたい。

そして作者のmotoさんのように、願望を目標に変えて充実した人生を送ります。

【まとめ】転職と副業のかけ算

この本で、作者は「この手法は、令和を生き抜く一つの解だ」とおっしゃっています。

たしかに勤め先に依存することなく、個人で稼ぐ力を身につければ大きな武器となるでしょう。

ですが個人的にひとつだけ手放しで賛同できないのが、この本のサブタイトルにあるように、作者が生涯年収の最大化に強くこだわっているところです。

もちろん生活するうえでお金は必要不可欠ですし、あれば叶う望みや選択肢も広がるのはまちがいありません。

ですが私自身はこれから転職するうえで、年収は家族が笑って暮らせる必要最低限あればよいと考えています。

もっとも大切なのは、家族のために時間を確保すること。

そして副業にも取り組んで、余った資金は資産運用に回せたら何も言うことなしです。

ただこういった置いている「目標」が異なるだけで、motoさんと私の「働き方」への考え方はとても似通っていると感じていますし、参考になるお手本にはちがいありません。

これからの仕事への取り組み方について、改めて気づきの多い実りある1冊となりました。

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にくきゅう

最後まで読んでもろてホンマおおきにやで!

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