仕事を楽しむ能力をみがけ!『楽しくなければ仕事じゃない』を読んで改めて必要だと感じた気づき3つ

楽しくなければ仕事じゃない 書影 表紙

この本の評価
読みやすさ
(5.0)
面白さ
(4.0)
話題性
(4.0)
装丁
(3.0)
値段
(4.5)
総合評価
(4.0)

よい読書だったと感じる基準のひとつが、その内容に「気づき」があったかどうか。

まったく「気づき」がない本なんてこの世に存在しないのかもしれませんが、やはり多ければ多いほど満足感や充実感が残ります。

今回もさまざまな「気づき」に満ちた1冊でした。

本書のはじめにもありますが、この本は「仕事に関するアドバイスなどで、一般には、やるべき正しいこととされている」ことやキーワードを10個あげて、そこに私の大好きな出版社でもあるディスカヴァー・トゥエンティワン社長の干場弓子さん(@hoshibay)ならではの視点を取り入れた、反発心・反骨心あふれる内容に仕上がっています。

なかなかおもしろい視点ばかり。

干場さんに失礼を承知で言ってしまうと、読者はタイトルの『楽しくなければ仕事じゃない』そのままを望んで手に取ると、少しばかり目を白黒させる結果となるかもしれません。

今回の記事ではそのなかでも、仕事を楽しむためにわたしが実際に必要だと感じた経験のあるもの、改めて必要だと感じたもの3つに絞ってご紹介します。

この記事を読んでほしい人

・楽しく仕事をしたい。
・職場で「いい人」でいることに疲れた。
・仕事をやる理由がわからなくなってしまった。

一度は考えたことある人、多いんじゃないでしょうか。

ぜひ参考にしてくださいね!

価値を与える仕事をする

仕事の価値は、人がつくる。その仕事に夢中になって、誇りを持っておこなっている人によって、つくられる。

本文89ページより

楽しく仕事をしたいのであれば、自分の好きを仕事にするのがいいいのは誰もが分かっていること。

でも好きなことができる仕事はとても競争率が高かったり、そこまで環境が整わなかったり、好きなだけでは仕事にならないこともあります。

いったい自分の好きなことってなんだろうって、悩んでいる人も多いですよね。

好きを仕事にするって口で言うほどカンタンではありません。

であればいまやっている仕事を好きになるのが、いちばんてっとり早い。

だって仕事の価値は、その内容で決まるものではありませんから。

だれが、なんのためにやるかで決まります。

やらされているとしか考えず、文句を言いながらただ目の前の仕事をこなす人。

社会に価値をもたらす貴重な仕事と、気高さとプライドをもって熱中する人。

同じ内容の仕事でも、やる人によってその価値は変わってきます。

https://takara-diary.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_7990-2.jpg
おとん

仕事への向き合い方、なんよな!

好きな仕事に就く、のはもちろん理想です。

でもやっぱり、そんな存在は少数派だと考えます。

価値を生み出すような取り組み方をしているからこそ、その仕事が好きになれる。

そういう人のほうが圧倒的に多いんじゃないでしょうか。

ただここでひとつだけ、注意しておきたいこと。

これは干場さんも本の中でおっしゃっていますが、そもそも「なぜ働くのか」を考え始めるところまでいくとヤバいです。

幸せなとき、うまくいっているとき。

ふつう、そんな理由まで考えません。

これにはわたしも経験があるから、自信もって言い切れます。

じつはわたし、そこまで悩み迷っていた時期があったんです。

それが人生初の「うつ」状態のときです。

わたしの場合は原因が明らかに仕事でしたから、そのときは「働く理由」が理解できそうな本を手あたりしだい読みあさっていました。

それこそ自己啓発本とか。

そんなのいくら読んでも答えなんて書いてありませんし、読んだだけでうつが治るわけでもありません。

自己啓発本を読んだだけで、望むような変化は決して起きないのです。

なぜなのかは、こちらの記事で紹介しています。

好きを仕事にして幸せになる!『もっと幸せに働こう』を読んで得た、好きを仕事にする理由3選

いまだからこそ「働く理由なんて、生きていくために決まってるやん」と鼻で笑いながら答えることができますが、当時は真剣そのものでしたね。

だから余計に抜け出せない。

いずれにせよその仕事をやる意義を大切にし、余計なことを考えるのではなく目の前のことに集中していれば、おのずと楽しく仕事ができるようになるのです。

これはまちがいありませんよ!

目の前の仕事に集中したい方へ
「flier(フライヤー)」には、もう登録していますか?
まさか10分で要約が読めて、読書が1冊終わっちゃうなんて!
本の要約サイト「flier(フライヤー)」が、1冊10分読書でお悩み解決!

いい人をやめて仕事を楽しむ

持続的に高い実績を上げている営業スタッフは、ある意味、どこかKYである。空気を読めない。

本文192ページより

干場さんも補足説明していらっしゃいますが、これは「自分がどう思われているか」という側面において鈍感だ、という意味合いです。

これには激しく同意です!

というのはこれも、わたし自身が経験したことだから。

というのも以前に勤めていた会社で、ある支店に異動してすぐ新事業の配属になったのですが、取り扱っている商品をすすめるのはすべて部下たち。

わたしはその補佐と、メンバーのまとめ役としてのミッションを命じられたことがあったんです。

https://takara-diary.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_7989-2.jpg
おとん

当時は左遷やと思ってたなぁ。

となると売り上げを伸ばすためには、部下たちに気持ちよく商品をすすめてもらわなければいけません。

でも新しい土地で慣れない仕事に従事してたわたしには、部下たちの顔色を気にするヒマなんてありませんでした。

会社のため顧客満足のためになることが、いまの自分に求められていることだと考えて、ひたすらできることなんでもやっていたんですね。

取引先があったらいいなと思う販促物を自作したり、それを広める勉強会を開いたり、会社に分かりやすく報告するための計数管理に自主的に取り組んだり……。

そのぶん部下たちにとって面倒な仕事が増えることもありますから、そりゃあ彼らがいい顔するわけありません。

でもそうしているうちに、やっぱり結果って出てくるんですよね。

そのうち支店の業績にも貢献できて、本社から表彰されたり評価がよくなったりして、最終的には部下たちみんな喜んでくれました。

もし新天地で嫌われるのを恐れて、わたしがゴマすり八方美人のご機嫌取りみたいになっていたら、ぜったいそうはなっていなかったと断言できます!

自分の信念を持って、目的地に向かって突き進む。

そのためには他人と衝突することだってあるでしょう。

ときには目の上のたんこぶ扱いされるかもしれません。

でもそういう人って尊敬もされるし、周囲に認められもします。

https://takara-diary.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_7988-2.jpg
おとん

ま、そんな人は他人の評価なんて求めてへんこと多いけどな。

相手がどんな顔しても動じない、ブレない軸をもった人はやっぱり強いってことです。

だれからも好かれる、だれにも嫌われない自分なんて追求してはいけません。

その先に待っているのは鳥と獣の一族に仲間はずれにされる、コウモリのような存在だけなんですからね。

成績を上げたいビジネスパーソンへ
「flier(フライヤー)」には、もう登録していますか?
インプットをおろそかにすると、結果なんて出ませんよ。
本の要約サイト「flier(フライヤー)」が、1冊10分読書でお悩み解決!

アリかキリギリスか

今この瞬間、「幸せでいる」ことのほうが、遠い先に「幸せになる」ことより、ずっと必要なことなんじゃないか?

本文246ページより

今回の読書で、いちばん感動して鳥肌が立った一文です。

といってもなにも特別なことではなく、わたしがこれまで読んできた本の中でも、表現はちがえど同じ意味合いは何度も出てきてたんです。

でもガツーンと響きました!

いまのわたしの心に必要なタイミングだったんでしょうね。

自己分析すると、わたしはどちらかと言えば「石橋をたたいて渡りたがる」派です。

人生においても一時的な生き方ではなく、保険や貯金でできる限り安全を確保しながら、あとになって「困ったことになった」とあたふたするような事態を避けたい人なんです。

https://takara-diary.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_7703-2.jpg
おとん

ぜんぜんできてへんけどな。

アリとキリギリスでいえば、まちがないなくアリの生き方にあこがれていました。

でもここ最近まったくの正反対で、「先のわからない将来のことばかりでなく、いまこの瞬間を楽しむことも大切なんじゃないかな」と考えるようにもなりました。

理由としては、やはり家族の存在が大きいのかなと思っています。

たとえば金銭面。

わたしには4人の子供がいて、8歳から1歳未満とまだみんな幼いです。

ですからこれからの養育費とか生活費とかを想像すると、まさしく貯金など計画的な準備が必要不可欠なんですね。

でもそのためにお金が必要だからといって、次のようになってしまうのはどうでしょうか。

  • 副業やアルバイトにかかりっきりになってしまう。
  • お金が貯まらずイライラしてしまう。
  • 節約しすぎて貴重な経験を積む機会をのがしてしまう。

子どもたちや家族と楽しくすごす時間を失ってしまったら、まったく意味ありませんよね。

挙句の果てに離婚してしまったり、家族バラバラになってしまったら本末転倒もいいところ。

https://takara-diary.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_7704.jpg
おとん

なんのための将来設計やねん!

もちろん貯金や計画が必要ないとは思いません。

でもだからといってがんじがらめに縛られすぎるんじゃなくて、いましかできない経験のためにちょっとぜいたくしたり、家族で外出して散財することがあってもいいんじゃないでしょうか。

だからキリギリスも悪くないなって。

しかもこれって金銭面に限らず、ほかでも同じこと言えますもんね。

かなり先に「幸せになる」ことを考えて念には念を入れて準備しても、その通りになれるかなんて約束されていないんです。

ましてや自分の人生、いつ終わるかはだれにもわかりません。

もしかしたら不治の病で余命数か月と診断される可能性もありますし、今日このあと予想外の事故で命を落とすかもしれません。

やりたいことは、いつでもできるとは限らないのです。

だからいま、この瞬間を幸せに生きるべき。

もしもいま、ここで人生が終わっても、幸せだったと思えるような生き方を目指したほうが後悔しないはずです。

改めてそんなふうに考えました。

幸せになりたい読書好きのあなたへ
「flier(フライヤー)」には、もう登録していますか?
たった10分で1冊読み終わっちゃう時短サービスです。
本の要約サイト「flier(フライヤー)」が、1冊10分読書でお悩み解決!

「楽しくなければ仕事じゃない」の意味

「楽しくなければ仕事じゃない」ってことは、裏を返せば「せっかくやる仕事なんだから楽しもうぜ」っていう意味でとらえてもいいんじゃないでしょうか。

義務感のみでやる仕事は辛いだけです。

その意義を考え、いい人ぶらずにがむしゃらになって、いま目の前にあることに真剣に取り組むことで、仕事を楽しむ能力に磨きをかけるのです。

そうすればなんでも楽しめるようになります。

干場さんがご紹介されている、かの本田宗一郎さんの言葉。

わたしも大好きです。

『楽しい仕事はあるが、楽な仕事はない』

さあ、仕事も人生も楽しもうじゃありませんか!

https://takara-diary.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_7702.jpg
おとん

最後まで読んでもろてホンマおおきに!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA